土屋義光 昭和48年3月卒業 高普23

 

 あれから40数年・・・・月日の流れは速いものです。

 私どもの青春時代の昭和40年代は、日本経済も成長基調にあり、価値観や音楽やファッションといった文化は目まぐるしく変化していき、社会の流れに乗り遅れてしまうのではないかという焦燥感、また、新情報に飢えていた時代でもありました。一方で、「もっと、自由をよこせ」とか、「平和な社会の実現だ」とか、社会に大きな声を上げることが若者の特権のような風潮もどこかにありました。

 また、ビートルズに感化された音楽やフォークソングが一世を風靡した時代でもありました。今でも、あの頃の曲を聴くと高校時代にタイムスリップするのは、私だけではないでしょう。

 ところで、わが母校は田舎の高校らしくのんびりしたもので、時には朝登校時に生活指導の先生が校門付近で、やれ、帽子をかぶれだの、髪の毛が長いだの、スカートの丈がどうのと風紀指導していた様に覚えています。そんなことに反発をした時代でもありました。

 さて、在校生の皆さん、生徒数が私たちの時と比較し半分程度の中で、しぶき祭や前浜でのマラソン大会など伝統を継承するのがむつかしい現在、メディアを通じて報じられる皆さんの頑張っている姿に安堵と感動を覚えます。

 最後に、アッという間の3年間でしたが、浜岡バス停車庫の向かいの鰹節と紅ショウガのみの具がない一皿4 0円の焼きそば、うまかったなぁ!!