山田利春 昭和51年卒業(高普27)


伝統行事の砂丘マラソンは、池高の冬の風物詩の一つだ! 

 

今年で54回目の砂丘マラソンが、11月22日に行なわれました。ホームページを見るとPTAの作った豚汁が生徒に振舞われ、疲れを癒している姿が紹介されておりました。

私たちの頃は、豚汁など無く、波で濡れて締まっている波打ち際を走り、途中排水口から流れ出た水で靴が濡れ、重くなった足で遠州の空っ風の寒風吹きすさむ中、ゴールを目指して走った姿が、何十年を経過しても蘇ってきます。砂丘のある池高だからこそできる伝統行事です。

今思うと逆風や追い風の中、目標に向かって走り続け、途中、川や小石の障害物等があり、マラソンはよく人生に例えられますが、還暦を迎えた今、正に人生そのものであると思います。砂丘マラソンで培った精神力で、皆様方の益々のご活躍をお祈り申し上げます。