丸尾雅史 高普15回 昭和40年卒

 

 母校は、丸尾謙二先生の「笠南地域に教育の殿堂を」の「建学の精神」を持つ、池新田村議会・池新田財産区の後援等、村民が先生の高邁な理念と確固たる信念に協賛し、郷土に待望の人材育成のための学校を誕生させた。

 爾来百年、母校は今、運命の岐路に立たされている。私たち同窓生は、母校のために何をしただろうか。建学の想いを慮れば、同窓会が決然と行動を起こすべき時であろう。

 こんな時に遭遇した先生方であるが、本校への熱い思いと責任感で教育に邁進している。

自己評価に見る数字で示そう。校長のリーダーシップ度97%、生徒の授業への意欲的参加度83%、保護者の学校満足度85%に母校の充実ぶりを見ることができる。正に改革期、先生方の意識を高め、戦力化するという校長の強いリーダーシップが発揮されている。

 過去が現在にそして未来につながっていることを考えるとき、母校をもり立て、百周年を原点からの「出発点」としなければならない。